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Sunday, March 16, 2008

孟母三遷す



子猫達が産まれて三日目。

雄猫連中があまりにうるさいのか、アンがいまいち落ち着かない。 特にケル吉君が、我々の寝室が入室厳禁になっているので、大騒ぎ。 そこにたまにレオが加わってドアをガサゴソする始末。
子猫達を産んだ日、キャットタワーのハウスから強制退去を命じられたアンはベッドの下で子供達を育てていた。 
キャットタワーで2匹産んだ時点で、そのうちの一匹のブルタンが床に墜落という不幸もあり、手製の産箱に引っ越してくれることを祈っていたのだが・・・ 
よりによって、埃っぽいベッド下の絨毯とは・・・とほほ・・・な気分であった。

自分でとりあえず決めた場所とはいえ、アンは今一落ち着かない様子。 階下に居たら赤ちゃんの大きな声が! 


慌てて二階の寝室に行ってみるとドアの直ぐ後ろのフローリングに赤ちゃんが1匹床に居るではないか。 
アンは途方にくれた顔をしてこちらを見上げ、「みやー」と一鳴き。 

どうやら子供を全員ドアの後ろに移したいらしいのだが・・・ 
フローリングの上では赤ちゃん達の体は直ぐにも冷えてしまう。 
体に良くないからと説明しながら、ベッドの下に戻す。 アンは落ちつかなげにソワソワ。 
子供達はミーミー、廊下ではレオがウホウホ言っている。
嗚呼~どうしよう。 
とりあえずこの場はそれで収まったのだが・・・

しばらくたって寝室を覘いたら、アンが子供を一人加えて廊下に走り出てきた。 
一瞬一階に加えた子供達を連れて行こうとしたようだが、さすがに無法地帯とおもったらしく、ニ階の和室に連れて行った。 
和室のドアを閉めてアンがこれ以上子供を連れて脱走しないようにしてから、残りの4匹をお引越し。 
やっと落ち着いた場所は、布団をかけていないコタツ机の下。 
猫トイレや食器を移し、やっと引越し完了。 
それでもアンとしては満足のいく場所ではないらしく、ひとしきり押入れに向かって何事かつぶやいていた。 
が押入れは魑魅魍魎地帯。 
一度迷い込んだら、密林状態なので命の危険が。 
そんなことを彼女に伝えながらコタツの下で我慢してもらうように伝えた。 


以来、アンと子供達の住処はコタツの下に落ち着いた。 
引っ越して次の日ぐらいまでは、和室から続く人間用トイレ(結構ひろくて三畳ぐらいある)に子供を一匹動かしたりしていた。 
胸騒ぎというか、本能が命じる部分があるのだろうが、母子ともに大変だろうと思う。 

14日には、悲しいことに末っ子がお星様になってしまった。 
動きが弱くなった気がして相方と朝一番にお医者様に連れて行って、筋肉注射と栄養剤を注射してもらったのだが、回復には至らなかった。 
50gちょっとで産まれて、それでも頑張っていたのだが・・・

二番目に産まれたブルタンと一緒に、
残りの皆の成長を応援していてね。 
必ずいつか再びめぐり合えるから。 
ブルタンごめん、約束を守れなかった。 
でもアンも皆も頑張っているよ。 
空から末っ子ちゃんと一緒に応援していてね。 

追記:
にゃんこハウスを建てる時、和室を造るのをどうしようか結構悩んだ。 
誰かが泊まれる部屋があっても良いかもということで和室を造った。 
それが産室/育児室に活用できたとは。 
今となっては運が良かった気がする。